住む人の個性やライフスタイルを表現する外観デザイン。
また、その街の景色を作る大事な役割も担っているため、自他共に共感できるデザインが求められる。
ここではそんな「外観デザインにこだわった家」第2弾をご紹介いたします。
ぜひみなさまの住まいづくりの参考にしてください。
兵庫県 神戸市 / 縒り合う家
新築する自宅では、夜景を楽しみたいと考えられていたお施主さま。候補となる土地が見つかったものの、当時残っていた家ではとても景色がいいとは思えなかった。同行した建築家の石さんにとっては、この場所こそベストだったという。敷地の形にとらわれず、斜めに向かって大開口したことで思い通りの暮らしを叶えた。栃木県佐野市 / ヒュッテ閑馬
恵まれた自然環境を生かし、明るく開放的に暮らしたいとお考えだったお施主さま。建築家の上原さんは要望に応えるため、なんと建物を半分地中に埋めてしまった。完成した生活空間は地下。しかし、自然光で明るく、風が抜け、空も見えて気持ちがいい。さらに、家ができたことで自然の魅力も増したという。千葉県富津市 / Villa Lix
人が「別荘」に求めるものは何だろう?毎日の生活とは違った「非日常」や極上の「寛ぎ」という答えは多いはず。施主のNさんは「森や空といった自然を感じられる開放感」というものだった。その一方、プライバシーは確保したい。この相反する要望に応え、限られた予算の中でドラマや映画で出てきそうなラグジュアリーな別荘を生み出したのは、建築家ユニットSSSの関さんと鈴木さんだった。愛知県豊田市 / 森にたたずむ邸宅
豊田市の住宅街にポツンと残された緑のなかに、『森にたたずむ邸宅』はありました。天然石による重厚な佇まいが目を惹くこの家を設計したのは長坂篤建築研究所(略称nalabo)。海外リゾートを思わせる、ホテルライクな邸宅の全貌を見ていきましょう。山口県岩国市 / 山手の家
東側に眺望が開けている土地を購入されたお施主さま。建築家の西本さんは、恵まれた立地環境を生かし、朝日を毎日浴びることができるようにと考えた。一面ガラス張りの壁面と、大屋根によって内部と外部がナチュラルに繋がる空間づくりのおかげで、自然からパワーをもらえる家ができた。沖縄県うるま市 / 片流れ屋根の家
自然豊かな環境が将来的にも続くと思われる場所に、家族で住む家を新築。緑を家の中に取り込み、かつ、沖縄の強い日差しや暴風雨にも対応できる家にしようと考えた。建築家の比嘉さんが提案したのは「片流れ屋根の家」。機能性に加えてデザイン性も高い、家族が安心して暮らせる家ができた。福岡県北九州市 / Rock House
家から海へと視線を伸ばすと、自ら所有する島が見える。そんな贅沢な体験を日常にするため計画された家だ。建築家の白浜さんは、恵まれた敷地の環境を生かし、取り込んだ住まいにしたいと考えた。木のフェンスにもたれながら、島へ続く景色を独り占めできる感覚の家は、どのように実現されたのだろうか。東京都世田谷区 / TA邸
電車や踏切の騒音問題、通りを行きかう人からのプライバシーの確保。そんな課題を抱えた土地での設計依頼に、外観からは想像もつかないような、開放的で明るい住宅を生み出したのは、「空間づくりの匠」アトリエスピノザの井東さんと市原さんでした。神奈川県相模原市 / 東林間のアパート [CASA FORESTA]
神奈川県相模原市の住宅地に、ひと際目を惹く集合住宅「東林間のアパート [CASA FORESTA]」があります。個性的な市松模様のファサードも印象的なこの建物を設計したのは、KOKO+ inc.の代表で一級建築士の小林 宏輔さん。このユニークな建物が誕生した経緯や思いなどを伺ってみました。大阪府豊中市 / 豊中の家
住宅街の中の、三方を隣家に囲まれたコンパクトな家だ。夫婦2人で暮らすため、趣味や生活を楽しめる家にしたいとお考えだったお施主さま。視線を遮りながら趣味のスペースを確保し、また心地よく暮らせるよう取り入れたのが、光を貫通させる複数のスリットとスキップフロアだ。