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家から海へと視線を伸ばすと、自ら所有する島が見える。そんな贅沢な体験を日常にするため計画された家だ。建築家の白浜さんは、恵まれた敷地の環境を生かし、取り込んだ住まいにしたいと考えた。木のフェンスにもたれながら、島へ続く景色を独り占めできる感覚の家は、どのように実現されたのだろうか。
建築家の詳細
外観。複数種類の木材を表情豊かに使用した外壁が印象的。風景の一部のように建物がなじんでいる
玄関。画像左の木材の壁は玄関の引き戸。水盤を建物に対して直交するように計画、まっすぐ伸びる姿は島まで続く橋のようにも感じられる。画像右は既存の岩を崩れ積みという手法で構造としたもの。屋根のように見える2階のテラスを支えている
外観。他者からの目が一切届かない場所にあるため、すべてを開放的に計画した
1階リビング。構造表しの天井に、あえて木材を貼り合わせた。家らしい温かさや柔らかさがあり、それでいてシャープで男性的な雰囲気を実現。屋外、画像奥は岩を崩れ積みという手法で構造にした部分。あえてそのままの姿で使用し、自然の荒々しさも感じられるようにした
木材は室内の壁面でも使用。下部に間接照明を入れ、水平ラインを強調した
1階キッチン。作業台は白浜さんのデザイン。家の形をリフレインさせた。背面の壁にも既存の木材が使用されている。加工して整えすぎず、帯鋸で裁断したのみの多種多様な木材たち。室内にいても、自然の中に溶け込んでいるような居心地が得られる
1階キッチンから玄関までを見通す。行き止まりに向かって進むことがないようにと、階段をスケルトンで計画
2階、ルーフテラスでは大自然を満喫できる。山の頂上に位置し、かつ2階にあるため視線が遮られることなく、島までゆったりと見渡せる。画像右の室内はルーフラウンジ。こちらもガラス張りで計画し、まるで屋外にいるような気分で絶景を享受できるようにした
撮影:©️Jonathan Savoie