オシャレでカッコいい「スキップフロア特集」の第3弾!
2階建てなのに、4~5層の床面がある間取りを実現できる「スキップフロア」。
ファミリースペース、書斎、お子さんの遊び場としてなど、
ムダのない巧みな空間設計で、狭小地でもゆとりある生活空間づくりを可能にします。
そんな「スキップフロア」を、最大限に活かした建築実例をご紹介します。
ぜひ、みなさまの自分らしい家づくりの参考にどうぞ。
限られた空間をかしこく有効活用するために用いられる「スキップフロア」。
床の段差を変え1,5階2,5階を設けることで、狭小住宅でもムダのない巧みな空間構成で、広々とした開放感を実現可能にします。
また、床の高さに差をつけることで各フロアが緩やかにつながり、想像以上の採光と通風をも生み出します。
ここでは、そんな「スキップフロア」を最大限に活かした、住まいを紹介します。
ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。
香川県高松市 / 下田井の家
設計にあたり予算内に収めることはもちろん、Iさまが一坪一坪にお金をかけて土地を購入したということを意識しないといけないと思った、と語る池田さん。広い庭を確保しつつ、住みやすい家をつくるためには敷地を無駄なく使い、かつコンパクトな建物で広々とした住空間を確保することが必要と考え、スキップフロアを用いた2階建てを提案した。この提案を奥さまは驚かれたそうだが、常にファーストプランで施主の想像を一歩超える提案をする池田さんの仕事ぶりに接しているご主人は「そう来たか」とお喜びになり、すぐに納得されたという。沖縄県那覇市 / 光射家
家族3人で暮らす家の間取りの希望は、LDKと和室、個室、水回りとシンプルなもの。2階建てにするプランも検討したが、それだとそれぞれの居室が閉じてしまうと感じたという。そこで提案したのがスキップフロアだ。大阪府豊中市 / 刀根山の家
結論からお伝えすると、”刀根山の家”は14のスペースを9つのレイヤーでつなぐスキップフロアで構成されている。神奈川県鎌倉市 / 鎌倉山の住宅
「高台からの眺望を生かし、開放感がある室内空間」「自然を感じられる住宅」との要望を受け、1階に寝室や子ども室、水回りを配置。2階は確実に眺望を確保するため、プランニング前に現地に赴き、美しく山並みが見える床の高さを確認。そのうえでスキップフロアを採用し、リビング、和室、キッチン、ダイニングがらせん状に繋がる計画とした。大阪府 / 二棟横並びの住宅 黒い家
階段を上った先はスキップフロアのフリースペースを設けた。現在はお子様の遊び場として使われているが、将来的にはスタディースペースとなるという。もちろん、子供部屋はあるものの、ここで勉強することにより、LDKに居ながら子供の様子が伺えるという仕掛けだ。このスキップフロアには、道路側に大きな窓を設けた。この窓はスキップフロアや玄関に光を導くとともに、外の景色を感じられる役割も果たす。向かいの家の庭の木々が、四季の移ろいを感じさせてくれる。沖縄県うるま市 / 片流れ屋根の家
室内も片流れ屋根の勾配を生かし、居室の一部をスキップフロアで構成した。高さの基準としたのは主寝室。家は南の道路側から北の畑側に向かって伸びる。先述の通り道路側の壁面は上部が大きく開口しており、そのすぐ内側に位置する主寝室は窓からの景色を楽しむことと同時に、外からの視線を避けるためにも床レベルを持ち上げる必要があったからだ。奈良県奈良市 / 登美ヶ丘の住宅
そんな荒谷さんが、思いついたのが、家の中心に薪ストーブを据え、その周りを階段で取り囲み、部屋を配置するスキップフロアの家。これであれば、建物のボリュームが減った分予算内に収まるし、その分庭も広く取れる。また「地面に近い書斎」も半階分下ることで作ることができるのだ。