いざという時の対策が肝心「災害対策を施した家」特集

予測不可能な自然災害に対して、家族の命や暮らしを守ることのできる家。
その対策は、小さなスケールのものから、大きなものまで様々ですが、被害を少しでも抑えるために施した工夫、その対策とは。
ここではそんな「災害対策を施した家」をご紹介いたします。
ぜひみなさまの住まいづくりの参考にしてください。

自然素材が心地いいナチュラル空間。 災害対策も万全な、敷地13坪の狭小住宅

東京都 / Kさんの家

東京都内の住宅密集地で、狭小地の家づくりに臨んだ建築家の藤田敦子さん。開放感や採光を得るために工夫を凝らし、自然素材の心地よさに満ちたナチュラルな空間が完成。日本では避けて通れない地震・水害リスクへの現実的な対策も注目だ。

きらめく滝と、北欧ナチュラルな住空間 注目のグリーンインフラ「雨庭」のある家

東京都 世田谷区 / 雨庭の家

都市部の水害に多い内水氾濫を防ぐため、近年、注目されているのが「雨庭」だ。まだ住宅領域ではほとんど普及していないこのグリーンインフラを個人住宅で実現し、災害対策と空間デザインを両立させたフレイム一級建築士事務所のチャレンジを追う。

風格漂う佇まいと住み心地のよい上質空間。 災害から家族を守る、強く美しい家

静岡県焼津市

地震や津波が気になる地域で、建て替えを依頼された建築家の齋藤文子さん。施主さまの思いをくみ取って設計したのは、万全の災害対策を施した家。本物志向の素材や先代から受け継いだものもセンスよく取り入れ、家族を守る強く美しい住まいをつくり上げた。

快適コンパクトな2拠点向け規格住宅が誕生 気負わず楽しむ憧れのデュアルライフ

神奈川県相模原市 / MOKKEJA 青野原(モデルルーム)

都会と郊外を行き来する2拠点生活の人気が高まるにつれ、気負わずに建てられるセカンドハウスへのニーズも増えている。そんなニーズに応えるために建築家の李孝哲さんが自ら土地を購入、2拠点生活実験ハウスとネーミングをつけ、神奈川県青野原に建てた快適・コンパクトな規格住宅をご紹介。

省エネ性能と住宅品質をとことん追求 自社設計・施工の強みを生かした「無垢材の家」

大阪府豊中市 / サイプレス上野東Ⅵ

大阪府豊中市に立つT邸。もともとこの家は、建築設計事務所であるビ・ハウスがモデルハウスとして建築したものだった。地域密着企業として、この辺りの土地に住む人・その暮らしを想定することから始まった家づくり。得意の無垢材を用い、自社の持つ技術をすべてつぎ込んだというT邸の魅力に迫る。

住まう人の気持ちに寄り添い 京町家のよさを新しい形で提案

京都府 / 大黒町通の家1

京都の中心部を流れる鴨川の東側に位置する、『旧市街地型美観地区』に指定される大黒町通。細い通りには町家が軒を連ね、落ち着いた雰囲気を漂わせている。その一角に、板壁と塗り壁のファサードが印象的な2軒。設計したのは井上直大建築設計事務所の井上さんだ。