映画「めぐり逢い」(1957年)の中で2人が立ち寄る小さな港町の高台に素敵な家が登場するのですが、
庭やアプローチにある草花・シンボルツリー・礼拝堂の位置、部屋とのつながり方など「場所の質」が何とも言いようのない絶妙なものとなっています。
思わず「ず~っと居たいワ(←映画のセリフ)」と言ってしまうような素敵な家をつくりたいと思っています。
設計事務所開設と同時期、近隣で偶然起きた住環境問題をきっかけに地域の人たちと世田谷区第1号の建築協定を結ぶ。 このことが、「地域独自の住まいの建て方ルール」をつくる方法として、多くの地域の先例となった。 その根底に流れる子供たちへの安全・安心の思いから「NPO世田谷まちづくり市民評議会」を主宰し、個人の住まいづくりの視点だけではなく、まちづくりの視点も大切に建築家の地域に果たす役割を強く意識しながら、現在も活動を続けている。
1079 | 日本大学理工学部建築学科卒 |
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1981 | 日本大学大学院修士課程修了 |
1983 | 辰村組勤務を経てフレイム一級建築士事務所を設立 市民活動グループ「せたがや街並みづくり支援ハウス」を主催 |
1984 | 世田谷区第1号の建築協定を結び運営委員長に就任 |
1993 | 国分寺市防災まちづくり学校講師 |
1995 | 国分寺市高木町まちづくり提案アドバイザーに就任 「高木町まちづくり宣言」を発表 |
1996 | 「せたがや建築協定連絡協議会」主催し会長に就任 |
1997 | 世田谷区街づくり専門家登録 世田谷区住宅・まちづくり総合相談員(~現在) |
2000 | NPO「世田谷まちづくり市民評議会」設立し代表理事に就任 文京区まちづくりコンサルタント登録 (~2003年) |
2003 | 「住まい・まちづくり相談ネットワーク」を結成 |
2008 | 第17回まちづくり会議講演 (主催:日本建築士会連合会) 世田谷区家具転倒防止支援活動/管理業務 |
2009 | OZONE「植物と暮らす家」P1グランプリ受賞 |
大手ハウスメーカー(営業)勤務後、一緒に住まいをつくりたい!と大きな期待を寄せているクライアントと自身との関係に疑問を感じ漂流。マンガアシスタントやインテリア現場を経て、一級建築士を目指す。 「造るプロセスを共有化すること」を特に大切にしているフレイムに漂着し現在に至る。 建築設計から、耐震診断、まちづくり活動に関わる。
2002 | 日本大学理工学部建築学科卒 |
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2005 | 株式会社フレイム入社 |
2007 | 第14回公益信託まちづくりファンド助成事業 活動支援 |
2008 | 国分寺市「我が家の耐震診断講習会」講師 国分寺市 耐震相談員(~2013年) 地域の絆再生支援事業 活動支援 |
2009 | 地域の絆再生支援事業 活動支援 |
東京都 目黒区 / キジノイエ
「友達と楽しく過ごせる空間にリノベーションしたい」。施主さまの要望に応えてフレイム一級建築士事務所が提案したのは、吹抜けの天井にひと工夫したユニークなプラン。レトロ×80’s風の洗練空間を引き立てる内装や家具の情報も要チェックだ。
東京都 世田谷区 / 雨庭の家
都市部の水害に多い内水氾濫を防ぐため、近年、注目されているのが「雨庭」だ。まだ住宅領域ではほとんど普及していないこのグリーンインフラを個人住宅で実現し、災害対策と空間デザインを両立させたフレイム一級建築士事務所のチャレンジを追う。
東京都世田谷区 / 1st FRAME
フレイム一級建築士事務所が設計したこの賃貸併用住宅は、都市部にありながら光と風に恵まれた心地よい住まい。思いを込めて建てた家はずっと大切にしたいし、次世代にも大切にしてもらえたら嬉しい──。多くの施主が抱くそんな願いへの答えも隠されている。
群馬県太田市 / F邸
オン・オフの切り替えができる住まいを望んだ施主さまに、ホテルのようなリゾート風の邸宅を設計したのは、東京・世田谷に事務所を構える株式会社フレイム。玄関を入る前からくつろぎの時間が始まる、上質な空間づくりのポイントを聞いた。