「セカンドライフ」を楽しく過ごす 快適な住まい特集

子育てを終えて、夫婦二人の生活を楽しく快適に過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。
息子・娘・孫たちの来訪はあるが、基本は夫婦二人の暮らし、リタイア後は家の中で過ごす時間が長くなるのは避けられません。
ここでは、そんなセカンドライフを楽しく快適に暮らすために、建てられた住宅をご紹介いたします。
ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。

和と洋の融合で自然と調和 人生の最終章を豊かにする夫婦の住まい

福岡県筑紫野市 / I邸

施主のIさんは、もともと家族でこの地に長く住まわれていたが、子どもたちが独立。夫婦2人だけの生活となり「老後の余生を2人にとって最適な暮らしができる家で暮らしたい」と考えるようになったという。いわば「終の棲家」への建て替えだ。

Iさんからの要望は、「足腰に負担のかかる階段は極力避けたい」「リビングや寝室からトイレへの動線を短く」といったものだったという。
その要望に応え、石川さんがとった方法は、広い土地を活かした勾配屋根の平屋とすること。また、使うことの多い居間、座敷、主寝室、トイレの4つのスペースは、田の字形に配置し、どこからでもアクセスしやすい動線とすること。

趣味の釣りを満喫! 船上デッキから海を望む家

兵庫県淡路市 / 船上デッキからの景色が望める家

Y邸が建つのは、大阪湾を望む山の山頂付近。Yさんはその眺望の良さに惹かれ、この土地を購入。セカンドハウスを建てることを決めたのだという。もし住み心地が良い家ができれば、ゆくゆくは移住することも視野に入れていたというYさん。「どうせ建てるなら建築家に設計を依頼したい」。そう考えて、知人に相談。そこで紹介を受けたのが、木下さんだった。

Yさんが思い描いていたのは、2階からの素晴らしい眺望を活かした家。広いデッキで海を見ながらバーベキューをしたり、お風呂の中から海を眺めたり…。日々のなかに、いつも海がある。そんな暮らしだった。

2人だけの日常も大人数が集まるひとときも 夫婦の願いを叶えた数寄屋造りの邸宅

奈良県磯城郡 / I邸

奈良県に在住のIさん。70代となり夫婦2人で住まう終の棲家を建てようと、コンタクトをとったのが、関西を中心に数多くの住宅を手掛けている、やまぐち建築設計室の山口さん。たまたま山口さんが手がけた物件の近くを通り、気になって調べたところ、インターネットや本で山口さんの作品であることを知り「この人にお願いしたい」と、連絡をとったのだという。実はIさん、これまでいくつもの家を建て、住み替えてきた実績がある。目の肥えた客ともいえるIさんが、一目惚れしたのも無理はない。山口さんは、数多くのメディアに取り上げられることも多く、日本を代表する建築家として「Japan Brand Collection Architects TOP50」にも選ばれるほどの実力の持ち主なのだ。

大屋根の下にさまざまな居場所がある終の棲家

静岡県浜松市 / S邸

子育てを終えて、夫婦二人の「終の棲家」を計画したSさん夫妻。もともと暮らしていた総2階の大きな家から、木造平屋建ての小さな家へ。暮らしのスケールを小さくすることに不安を感じる施主に対して、窪江さんは丁寧なヒアリングや説明、間取りの工夫で一つひとつ不安を取り除いて行きました。夫妻らしい終の棲家が完成するまでに迫ります。

自然に囲まれ、便利に暮らす!妥協できない矛盾に答えた素材使い

/ Y邸

お互いの定年を数年後に控えた、Yさんご夫妻。「庭をつくり、緑あふれる生活がしたい」、「とは言っても、今の便利な住環境は気に入っている」、そんなふたりの希望を叶えるために、建築家・松本直子さんがつくりあげた家とは?

細長空間で実現した終の棲家「クジラの家」

埼玉県吉川市 / Y邸

リタイアしたYさんご夫婦が終の棲家を建てるべく購入した、埼玉県の細長い土地。ここに建築家の矢嶋一裕さんと共につくり上げたのは、土地の形状を生かして家中に光が溢れる横長の家だった。独特の外観だけでなく、建物の中も斬新なアイディアで溢れるY邸。その全貌をご紹介します。

デザインと暮らしやすさを兼ね備えた夫婦の理想の住まい

神奈川県横浜市 / S邸

施主のS様は70代のご夫婦。お子様たちが巣立たれ、夫婦2人の生活を楽しく快適に過ごすための家づくりを近藤さんに依頼しました。しかしそこには、なかなか高いハードルが。
そのハードルを見事にクリアし、夫婦の理想の住まいを実現させた、近藤さんの家づくりに迫ります。