日々の食事はもちろんのこと、休日のブランチや晩酌、映画鑑賞などの共通の趣味を楽しむ、ふたりの空間。
好きな本や音楽に浸り、リフレッシュ、リラックスができるそれぞれの空間。
ふたりの時間と互いの時間を大切にするふたりの想いを形にできたら。
ここではそんな「ふたりの想いを叶える家」をご紹介いたします。
ぜひみなさまの住まいづくりの参考にしてください。
東京都町田市 / S邸
すぐ目の前の公園は、春になると見事な桜並木に。この景色を家にいながらにして楽しみたいというS様ご夫妻。「こもった感じが好き」というご主人と「開放的にしたい」という奥様の相反する思いを上手く実現させたのは、イノウエヨシムラスタジオの「1階の天井を高くしたスキップフロア」というプランだった。/ F邸
共働きのFさんご夫妻は、あるきっかけから住み慣れた場所での建て替えを決意。ライフスタイルの違うふたりがめざした住まいは「ひとりでも、ふたりでも心地のいい空間」。建築家・松本直子さんは、さまざまな工夫でコンパクトな敷地内にLDKのほかふたつの寝室や書斎なども備えた理想の住まいを実現させた。千葉県船橋市 / Y邸
建築家の吉田祐介さんは、奥様とふたり暮らし。その自邸兼事務所は、モデルルームの役割も担っており、設計はもちろん素材使いのヒントが満載。光や風をうまく取り込みながら、吉田さん独自のセンスで個性豊かな素材をまとめ、快適性とデザイン性を見事に両立させた空間の魅力を紹介しよう。神奈川県鎌倉市 / E邸
倉の閑静な住宅街に佇むE邸。モダンかつシンプルな外観は、温かみに加えてさりげない存在感があります。ご主人曰く「料理好きの妻のために建てた」というその住まいには、建築家である松岡淳さんの情熱と、細部に至るまでこだわりが凝縮されているようです。愛知県丹羽郡 / N邸
家づくりにおいて「居場所づくり」を大切にする「JuDesign建築設計室」の高橋さん。それも一箇所ではなく、家の中のいろんなところに居場所を作るという。例えば階段の踊り場を少し広めに作り、椅子を置いてみたり。その場所ごとに景色の見え方や感じ方が違い、その時の気分によって過ごし方を変えられるため、一つの住まいにたくさんの魅力を詰め込めるのだ。岐阜県中津川市 / S邸
ミツバツツジが自生する高台に建つS邸。大きな開口部の向こうには山々が広がり、春山に萌える新緑、夏の深い緑、錦秋の山、そして雪景色と、四季の移ろいが楽しめます。多種多様な木々を植樹した広大な庭には鳥たちが集まり、そのさえずりで目を覚まし、高台を抜ける風と射し込む光を肌で感じ、虫たちの声のBGMに耳を傾ける……。そんな「自然とともに暮らしたい」というSさん夫妻の想いを形にしたのは、空間設計aunの宮崎 晋一さん。建築に造詣が深い施主とともに二人三脚で創り上げた理想の住まいをご紹介します。/ O邸
「建て替えるならギャラリーのようなシンプルなデザインにしたいね」と話していたOさんご夫妻が、建築家の石川さんと出会ったのは、なんとテレビ番組。そこで紹介されていた住宅を見て、「これだ!」と、すぐさま連絡先を調べたそう。おふたりを一目で魅了した、石川さんの家とは。愛知県長久手市 / S邸
奥様の実家でもある築100余年の家を大切に守り、暮らしてきたSさんご夫婦。ご子息が巣立ち、夫婦二人のこれからの暮らしや耐震性への不安を考慮して、建て替えることにしました。Sさんご夫婦のリクエストは心地よく暮らせる平屋。石川さんが提案したSさんの住まいの工夫をご紹介します。静岡県浜松市 / S邸
子育てを終えて、夫婦二人の「終の棲家」を計画したSさん夫妻。もともと暮らしていた総2階の大きな家から、木造平屋建ての小さな家へ。暮らしのスケールを小さくすることに不安を感じる施主に対して、窪江さんは丁寧なヒアリングや説明、間取りの工夫で一つひとつ不安を取り除いて行きました。夫妻らしい終の棲家が完成するまでに迫ります。神奈川県横浜市 / S邸
施主のS様は70代のご夫婦。お子様たちが巣立たれ、夫婦2人の生活を楽しく快適に過ごすための家づくりを近藤さんに依頼しました。しかしそこには、なかなか高いハードルが。