
のびやかな住み心地と最高レベルの住宅性能 里山に馴染むパッシブデザインの平屋
静岡県富士宮市/ユノの平屋
自然エネルギーを利用するパッシブデザインの設計を得意とし、家計に優しく快適な省エネ住宅を提供している薄井隆生さん。地形や気象データの徹底調査からスタートした「ユノの平屋」のストーリーをひも解くと、薄井さんの高度なスキルと人間味のある設計姿勢が見えてくる。

静岡県富士宮市/ユノの平屋
自然エネルギーを利用するパッシブデザインの設計を得意とし、家計に優しく快適な省エネ住宅を提供している薄井隆生さん。地形や気象データの徹底調査からスタートした「ユノの平屋」のストーリーをひも解くと、薄井さんの高度なスキルと人間味のある設計姿勢が見えてくる。

兵庫県神戸市/神戸コンサートサロン 記憶と未来を重ねる家
サロン文化が根付く神戸で、代々この地に暮らすお施主さま。音楽とともに育ったお子さまたちや若き音楽家のために、コンサートサロンを兼ねた自宅への建て替えを決意された。緑の庭を背景に、優れた音響で演奏できるサロンは、LDKとしても申し分ない居心地。建築家の石さんはこれをどう両立させたのか。

長崎県雲仙市/House in Unzen
旧家屋の建て替えに伴い、新住居棟と農舎や葡萄畑が一体となる生活の場を目指し、両者が呼応する関係を構築。施主にとって日常だった風景を様々な開口で切り取り、新たな景色として再発見したSTUDIO MOUNの古城さんと小畑さん。二人が提示した「過去の暮らしと記憶に応答し、新たな風景を内包する住まいの在り方

東京都大田区南馬込/馬込の抽象
東京都大田区に、築44年のマンションをリノベーションした一室が誕生した。丘の上に建つため眺望は抜群だが、建築当時の構造やレイアウトのままでは使い勝手に問題がある物件。対策として考えられたのが、曲面を多用したフルリノベーションだ。外の光と緑を室内に取り込み、快適さを追求したこの作品をご紹介しよう。

岐阜県加茂郡坂祝町/姫沙羅の家
雑木林だった敷地に建つ、深い軒のある木の家。自宅・事務所・モデルルーム・アトリエの4つの要素を込めた、建築家・佐藤さんの自邸だ。木々の成長や経年変化とともに、20年、30年後、どんな住まいに育っていくのか。自身が住み手となる実験的なプロジェクトに込めた思いと、今の暮らしについて聞かせてもらった。

愛知県刈谷市/Hut
愛知県刈谷市にユニークな作品が誕生した。資材置き場とオフィス、そして近隣の人々や従業員が集い、災害時には避難場所にもなる多目的用途の建物。いわば大きな“小屋”とも言える。今回この作品をご紹介するのは、趣味や仕事など使用目的が明確な“小屋”の利点をお伝えしたいからだ。その魅力をご紹介しよう。

埼玉県さいたま市/借景を活かした2世帯の住まい
図面もプランも、まだ何ひとつ出していない。それどころか、土地さえ決まっていない。それでも施主のNさんは、初回の面談で、ある建築家に依頼することを決めた。それは住宅の性能と将来の暮らしまでを見据えた家づくりに定評のある、TAWs DESIGNの田辺さん。田辺さんはその期待に、桜の借景、45度振った塔屋

東京都大田区/馬込の家<都市型崖地 眺望を活かすRC+木造住宅>
土地が二転三転しても、施主は建築家・岩瀬英志さんのもとを離れなかった。長い時間の末に見つかったのは、細い路地の突き当たりにある傾斜地。だが岩瀬さんは、この土地を勧めなかったという。それでも施主は、ここに決めた。道路より低い敷地、打てない杭、高低差が生む法規の制約。ひとつひとつを解いていった先にできあ

長野県北佐久郡/森の三面相
軽井沢に別荘をと、土地を購入されたお施主さま。建築家の木島さんは、自然豊かではあるものの、より「軽井沢らしさ」を堪能するためにはひと工夫必要な敷地と感じたという。敷地の対角線方向へ視線を導く建物配置や、樹々の梢に意識を誘う特徴的な勾配屋根と窓によって、雑木林に囲まれた環境の魅力は引き出された。

北海道 胆信地方/ボウヨウ・ノイエ
「独創的で五感が満足する住まいにしたい」。そんなオーダーに応えて建てられたのが、北海道・胆振の穏やかな湾を望むG邸だ。設計者である赤坂真一郎さんがプランニングしたのは、収納や水回り、個室などを複数の「箱」に見立て、広い敷地に点在させた唯一無二の住まい。「間取りよりもお施主さまのライフスタイルを大切に

福岡県福岡市/A-HOUSE / Fukuoka
「コスパ」「タイパ」という価値観とは対極にある、あえてひと手間をかける家づくり。高田宏明アトリエ 一級建築士事務所を主宰する高田さんが大切にする、手の跡を感じる空間とは。その答えを内包する「A-HOUSE」を紹介する。

青森県五所川原市/連箱の家
青森県の住宅街に、極めて独創的な住宅が誕生した。様々な高さや向きで箱がつながっている外観。それぞれの箱が部屋となり、階段でつながる室内。いずれも見たことがないプランだ。このプランにはすべて理由があり、デザインだけを追求したものではない。異型だが高い断熱性能もあわせ持つ、この作品をご紹介しよう。

和歌山県紀の川市/紀伊の農家の家の住み継ぎ
家族が積み重ねてきた日々の営みを未来へ繋ぐ、およそ築80年の平屋の再生計画。アールの意匠を取り入れて新たに光と風の動線をつくり、明るく開放的に生まれ変わったメインスペース。親から子、孫へとバトンを受け継ぐべく、大屋根の下に新しい暮らしのカタチを描いたMono architectsの城田さんに、プロジ

OLA GA TOCHI CAFE/OLA GA TOCHI CAFE
北海道石狩市厚田の高台に佇み、地元の方や観光客に愛される海辺のリトリートカフェ。荒々しくも穏やかな厚田の海に魅せられたオーナーから「ここにしかない景色」を楽しむための空間を依頼された斉藤さんが、この場所に込めた想いとは?

香川県中多度津群/HANARE
長らくこの地で親しまれていた歯科医院の、隣の敷地に「離れ」を計画するプロジェクト。望まれていた川の氾濫対策や、駐車場の増設を実現するため、建築家の林さんが提案したのは1階がRC造、2、3階が木造という混合造だった。中央に通路ができたことで、車での入出時の安全性も高まったという。

茨城県つくば市/'’next’’ つくばの中庭のあるRC造の家
会社を手放し、人生の新たなステージへ踏み出そうとしていたIさん。求めたのは、音楽スタジオを備えた別邸だった。動画撮影も演奏もできる本格的な設備、仲間が集まる場、そしてサウナまで。設計を託されたのは、茨城県で活動する建築家・江ヶ崎雅代さん。江ヶ崎さんは「機能を満たすだけでは不十分」と考え、人生に彩りを

北海道札幌市/五つの角度の織りなす家
遊歩道に面する、緑豊かな土地に自宅を新築することにしたお施主さま。自然を屋内に存分に取り込みつつ、同時に遊歩道を行く人たちからのプライバシーを確保することを望まれた。建築家の日野さんは角度を少しずつ変えながら5枚の壁と、その壁から伸びた内壁の組み合わせで相反する要望を一つの住まいに結実させた。

大阪府枚方市/PICNIC
3層吹き抜けのLDK、その中心でのびやかに枝を広げるシンボルツリー、天窓から注ぐ自然光。「公園で見上げた木漏れ日のような空間をつくりたかった」と語る、建築家・西井さんの自邸。作品が生まれるまでの思考のプロセス、土地のポテンシャルを最大限に引き出した空間構成の豊かさについて紐解いていこう。

千葉県八千代市/通り土間のある家
千葉県を拠点に、敷地の特性や住まう方の本質的な願いに寄り添った設計を手掛ける細谷悠太建築設計事務所。代表の細谷さんが導き出したのは、日本の伝統的な知恵でありながら、現代の暮らしに新しい開放感をもたらす「通り土間」を中心とした平屋の住まいだった。

三重県員弁郡/Clinic O
三重県にある歯科医院。約40年前に建てられた建物は堂々とした佇まいで、地域のシンボルとなっていた。一方で時代が変わり、バリアフリー化や資料の収納量を増やす必要が出てきた。診察を続けつつこの課題を解決するために取られた手法が、“増築”だ。工期や予算を満たし、環境に優しいそのメリットをご紹介しよう。

沖縄県瀬底島/Waterfall Villa
海を望む敷地に浮かび上がった、海側隣地の建設計画という難題。壁で視界を守れば、非日常感は損なわれてしまう。Sデザインファームの鹿内健さんが導き出したのは、壁を伝って海の水がプールへ流れ込む「逆インフィニティプール」という発想だった。実現の裏には、レベル差わずか1ミリにもこだわった手仕事があったという

埼玉県さいたま市/さいたま 曲本の家(S邸)
広く、制約の少ない敷地。一見すると恵まれた条件だが、選択肢が多いぶん設計は難しくなる。建築家、直井忍さんが導き出した答えは、周囲に閉じ、内へ開く、中庭を囲むコートハウス。一方、白を基調としたスタイリッシュな空間に憧れていた奥様の心を動かしたのは、建築家の自邸で体感した木の質感だった。蛇行する平面、中

東京都港区/三田の家
この上なくよい立地条件だが、敷地面積は決して十分とはいえない。家族5人で暮らす家を新築するためお施主さまが購入されたのは、まさにそういう土地だった。そこでアトリエスピノザの井東さんと市原さんは半地下とスキップフロアを採用。床面積そのものを広くしただけでなく、居室それぞれに合わせた居心地も叶えた。

静岡県伊豆の国市田原野区/田原野区公民館
約50世帯が暮らす伊豆の国市田原野区。建築家の石橋さんが設計した「田原野区公民館」は、厳しい気候に対応するアプローチと、有事の際の防災拠点としての機能、そして住民の多様な希望を受け入れた性格を併せ持つ。住民と建築家が5年半におよぶ対話を通じて導き出した、地域の実情に最適化された建築が誕生した。

東京都/M邸
東京都内の中古マンションをリノベーションしようと考えたMさん夫妻。設計を担当した坂田裕貴さんは住戸の諸条件やMさんたちのライフスタイルを踏まえ、「正円の壁」を取り入れた新感覚の住まいを提案。ゆるやかな曲線で空間の使い方をコントロールし、大満足の2人暮らしをかなえた合理的かつ独創的なプランとは?

富山県小矢部市/OMH
富山県小矢部市に、特徴ある平屋が完成した。三方を道路に囲まれ、整備された公園にも面する立地。近くに鉄道の高架があり、低層の住居や田畑に囲まれた敷地に建つこの作品は、周辺に溶け込みつつプライバシーも確保している。最大のポイントは中庭だ。外と内の関係を整え、計算しつくされたその詳細をご紹介しよう。

札幌市厚別区/青葉の家
札幌市に、自然素材に彩られた空間が特徴的な平屋住宅が誕生した。外壁に道南杉、光と風を取り込む窓にニヤトー、床や家具にナラ、天井にシナやヨシ、壁には札幌軟石が採用されている。すべての素材が光を受け、やさしい陰影をつくる──時を重ねるほどに味わいを増す素材が日常を包み込む住まいをご紹介しよう。

大阪府/HON
リビング階段のガス管手すりや露出配管など「一般的には表に出ない金物をあえて見せる」ことで、お施主様が理想とする空間をデザイン。この形にたどり着くまで紆余曲折ありつつも、会話のキャッチボールが弾み「終始、楽しい現場だった」という家づくりについて、設計を担当した山口千乃さんに話を伺った。

東京都/Slur House
離れの増築は母屋との関係性がテーマの1つ。今回、最初から一緒に計画したのかと思うほど母屋との調和が取れた離れを設計したのは、東京と和歌山を拠点に設計活動を行う「icai architects」の猪飼洋平さん。ストーリー性のあるデザインや楽しい居心地の魅力に迫る。

鹿児島県熊毛郡屋久島町/屋久島・Creekside Retreat (受賞:K-DESIGN AWARD 2026 GOLD WINNER)
自然豊かな屋久島で、お施主さまが深く自然を楽しむ場をつくりたいと購入したのは、既存の建物が点在する広大な敷地。建築家の石さんは、新築かリノベーションかの判断も含め、敷地が持つ2つの異なる魅力をそれぞれ生かしながら、住居、ヨガなどのアクティビティスペース、ゲスト棟を実現した。

長野県南佐久郡/富士山を望む八ヶ岳の家
八ヶ岳の森に心地よく浮かぶ船のような別荘。富士山を望む大開口やアートが溶け合う洗練された空間は目を奪う美しさだが、本質はそれだけではない。厳しい自然環境の中で驚くほど快適に過ごせるよう、徹底的にノイズを削ぎ落とした意匠など、細部にまで建築家・佐野さんの技とこだわりが凝縮されている。ただ美しいだけでな

愛知県名古屋市/Ubuntu(home for bicultural children)
新しく自宅を持つにあたり、お施主さまが選ばれたのはマンションのフルリノベーション。建築家の川井さんは、ご主人の祖国アフリカと日本、二つのルーツを持つお子さまのため両文化を融合させた家にしたいと考えたという。二つを比べてみると接点も多く見えてきた。川井さんはプランにどう落とし込んだのだろう。

神奈川県鎌倉市/北鎌倉にて
神奈川県の北鎌倉に、独創的な平屋の住宅が誕生した。この作品が持つ特徴は主に3点。最大1mの敷地高低差を、室内の段差で解消した点。建物を15度回転させるだけで、プライバシーを確保した点。夏でもエアコン1台で過ごせる費用対効果が高い断熱性を確保した点だ。工夫が詰まったこの作品をご紹介しよう。

埼玉県羽生市/藤井下組の家
モダンな外観が目を引くこの家には、生活感のない洗練された見た目とは裏腹に、暮らしのリアルに寄り添う工夫が盛りだくさん。飾らない日常を真摯に見つめる中村喬さんの設計思想、完成した住まいにちりばめられた温かな心遣いを紐解く。

東京都台東区/リゾートスタイルを獲得した家
ビルのワンフロアをお好みの住まいにフルリノベーションするプロジェクト。内部の家具はすべて上質な素材を使用した造作による一点物で揃え、類を見ない高級感ある室内に仕上げた。広々したLDKにふさわしい大きなキッチンが印象的なこの住まいには、お施主さまのこだわりが詰まっている。

宮城県名取市/自然素材を楽しむ、和モダンなゆったり平屋の家
宮城県仙台市に、株式会社杜設計というユニークな設計事務所がある。最大の特徴は、グループ法人の連携で土地探しから設計、施工、庭づくり、家具製作、さらにはマンションリノベーション事業まで新たに手掛ける点だ。設計会社がトータルに関わるメリットはとても大きい。この作品を例に、そのメリットをご紹介しよう。

札幌市手稲区金山/金山の家
札幌市の手稲区に、独創的な邸宅が誕生した。母国の気候に近い北海道へ、東京からの移住を決意した2人の英国人女性のための家だ。この地を選んだ決め手は、金山の雄大な眺望だった。一方で住宅街にあるため、隣家からの視線カットも必要となる。眺望とプライバシー確保の両立に成功した、この作品をご紹介しよう。

中国雲南省麗江市白沙鎮白沙行政村忠義四社/青普麗江白沙リトリート
世界遺産・麗江(リージャン)古城の登録区域に含まれる白沙村。「玉龍雪山」の風光明媚な景観、水路が巡る古都の街並みに調和するリゾートホテル「青普麗江白沙リトリート」を設計した建築家の堤さんに、同プロジェクトにまつわるストーリーを伺った。

岐阜県各務原市/音楽と星空の家
「変わった感じが良い、でも変なのは嫌」施主のその言葉を受け止めた建築家・長尾英樹さんが導き出したのは、白い軸の上にグレーの傘が乗る「キノコ型」の住まいだった。奇抜に見えるフォルムの根っこには、対話で掴んだ家族の本音と、構造・性能・使い勝手を一体で考え抜く設計哲学がある。施主良し、建築家良し、世間良し

佐賀県唐津市/唐津の家
田園の丘の上に現れる平屋邸宅は、まるで隠れ家レストランのような格調を漂わせる。一歩踏み込めば、眼前には緑と空が広がる圧倒的な絶景。しかしこの開放感と上質感を生み出しているのは、目には見えない細部への気配りだ。アプローチの動線、暖炉の背面、キッチンの収納。ひとつひとつの工夫が積み重なり、この空間の豊か

東京都世田谷区/3本の道が中央を貫く家
40代後半の息子さまとご両親がともに暮らす家を新築したいと依頼を受けた、建築家の保坂さん。家族皆が過ごしやすくするためには、適切な距離感を保つことが重要と考えた。提案したのは室内なのにまるで外にいるような雰囲気が得られる「3本の道」。同じ空間にいながらも感覚的に離れた場所で寛げる家が完成した。

三重県の四日市市に、熟考された2世帯住宅が完成した。最大の特徴は、子世帯と親世帯で異なる要望を、同時に実現した点にある。単に両世帯の要望を反映しただけでなく、外観を周囲に馴染むプランにした点も評価されている。これは地方で長く住まう上で大切な要素だ。多方面から深く考えられた作品をご紹介しよう。

茨城県守谷市/守谷の家-偏位57.8度-
半導体の研究者であるお施主さまのご希望は、部屋の隅が透けたすっきり美しい部屋と、研究を継続するための防音・防振設備の整ったラボ。建築家の木島さんは、鋭角に惹かれるお施主さまに、多角形で面積以上の広がりを感じられる空間を提案した。直角の少ない室内からの眺望の豊かさには、誰もが驚くことだろう。 (メイ

愛知県名古屋市/Uの家
実家を二世帯住宅へ建て替えることを決めたお施主さま。その思いや細かな要望を丁寧に汲み取り、想像を超える住み心地を実現したのが建築家の塩澤ちひろさんだ。災害対策をはじめ安全性や機能性を高めつつ、住まい全体を美しいデザインでまとめ上げた。家族それぞれが快適に暮らせる二世帯住宅が完成した。

神奈川県/RIDGE
湘南の緑豊かなエリアに誕生した「RIDGE」は、ギャラリー、貸スタジオを主とした用途多彩な建物。制約を逆手に取ったdesus(デサス)建築設計事務所の高度な設計、非日常へ誘う空間デザインは、住宅やオフィスでも参考にしたい魅力にあふれている。

東京都杉並区/SOGEN
「単なる事務所ではない、人とコトが交わる場所を」そんな明確な意図のもと、元クリニックをリノベーションして誕生したオフィス「SOGEN」。コンクリート現しの空間に、緻密なディテールとオリジナル家具が調和する。単なる仕事場ではなく、自社ショールームでもあり、さらには人々の交流の場として、開設から2年半で

東京都青梅市/シネマネコ
青梅から映画館が消えて半世紀。その空白を埋めたのは築90年の文化財だった。保存でも復元でもなく、現代に合わせて「進化」させ、歴史を紡ぐ。北京の四合院を図書館へ変えた建築家・池上さんが、厳しい法規制や構造の難題を乗り越え、処分寸前だった名作椅子との奇跡的な縁にも導かれて挑んだリノベーションの軌跡。開業

大阪府大阪市/如ノ屋
家とはパーソナルな空間であると同時に、街を構成する一つの要素、社会的な存在でもある。街と互いを受け入れ合い、心地いい関係性を築きながら、歳月とともに風景に少しずつなじんでいく住宅。完成後も変化を続ける自邸について、辻林政憲建築設計事務所の辻林さんに語ってもらった。

東京都世田谷区/House TD
一本のインスタDMから始まった家づくり。建築家・服部創史さんは徹底した対話から理想を捉え、土地購入のタイトな期限に間に合うよう、わずか2日で希望を収めたプランを提示した。世田谷の高低差を活かした3層住宅は、半地下がありながら、どこにいても光と風が心地よく行き渡る。一見無駄に見える「ごろんスペース」が

愛知県 名古屋市/蛇篭の家
かつては里山だった原風景に想いを馳せ、有機的な素材をふんだんに用いながら、自然の延長線上の空間としてデザインした「蛇篭の家」。「この場所に家を構えたい」と施主Wさんがあえて選んだ傾斜地を前に、建築家の六鹿さんの頭の中にはどんなストーリーが描かれていたのだろうか?