古びた中古物件が、 真新しい理想の住まいに。「中古リノベーション」特集_VOL.2

前回、好評だった「中古リノベーション」特集_第2弾。
新築物件より安価で、かつ立地条件に恵まれた物件が多いことで一躍人気に。
中古物件リノベーションは、間取りを大幅に変えたり、全ての設備を自分好み変更したりと、費用を抑えつつ、さらに「自分らしさ」の追求ができる点も大きな魅力の一つ。
ここでは、古びた中古物件を理想の住まいに生まれ変わらせた魅力的な「リノベーション」の事例を紹介します。
ぜひみなさまの自分らしい住まいづくりの参考にしてください。

採光、断熱、生活動線をアップデート 懐かしさを感じながら暮らしを楽しむリノベ

大阪府枚方市 / 光の家

両親から受け継いだ家に住んでいた施主のMさん家族。キッチンなどに手を入れたものの、自分達が思い描くような暮らしが送れていなかったという。「建て替え」か「リノベーション」か迷う中で相談をしたのが、仕事で知り合いその手腕を高く評価していた建築家、アリアナ建築設計事務所の三野さん。対話を通じて導き出されたのは、「そのまま残す」「再活用する」を取り入れた、リノベーションでした。

本物の暮らしやすさのためのリノベーション 間取りの変更だけでなく環境の改善が必要

東京都板橋区 / 板橋の家

築30年を超えるマンションの部屋をリノベーション。昔ながらの間取りを今の時代に合わせ、開放的に明るくするとともに、動線も整えた。建築家の松下さんは、それに加えて断熱改修も提案。冬暖かく夏は涼しい、全てにおいて上質な部屋に生まれ変わった。

建築家と不動産会社とのタッグで不安を解消 「三方よし」リノベで叶えた理想の住まい

神奈川県川崎市 / 光が廻るリノベーション

住宅の購入には「迷い」がつきもの。新築の戸建てかマンションか。中古を購入しリノベーションすることだって選択肢の1つ。さらには、自分たちのスタイルに合うか?資金計画は大丈夫か?など不安も多い。そんな不安を施主から相談された、Losd一級建築士事務所の幸地が提案したのは、不動産会社とのタッグでの家づくり。施主の不安を解消し、自分達らしい理想の住まいを実現した「三方よし」のリノベに迫る。

リノベーションだからこそ叶えられた 安全、快適、立地すべてを満たした住まい

和歌山県和歌山市 / 東鍛冶屋町窓庫

結婚を機に自宅をつくろうと考えた建築家の西本さん。選んだのは事務所のすぐそばで売りに出ていた倉庫をリノベーションすることだった。和歌山市内でも一等地で住まいを持てたのはリノベーションを選んだからこそという西本さん。安全性を高め、光や風にあふれる住まいをどのように実現したのだろうか。

再建築不可物件をリノベ自由な物件に 空き家再生の新機軸

東京都武蔵野市 / KICS House

年々深刻化を増している空き家問題。とりわけ「再建築不可物件」は、なかなか買い手もつかず、負の資産となることも多い。そんな再建築不可物件を自ら購入したのは、新築住宅の設計はもとより、空き家再生も手掛けてきた建築家、H2DOの久保和樹さん。久保さんは、どのように再建築不可物件を再生させたのか。

壁を取り払いスケルトンに 中古住宅のリノベの一つの解

東京都品川区 / 完成しない家

東京の都心近くで事務所兼自宅を持ちたいと考えていた、Lods一級建築士事務所の幸地俊一さん。予算に合った物件がなかなか見つからない中、出会ったのが築32年の鉄骨造4階建ての住宅でした。

築古民家をサスティナブルな人気物件に。 設計の力でTotal winなリノベーション

東京都世田谷区 / SHIMOUMA ‐112

築古の民家の店舗用リノベーションに協力した、ムービング・アーキ一級建築士事務所の李孝哲さん。どんなテナントがどんな風に使うかわからない中、汎用性の高いサスティナブルな空間を設計。早々に入居が決まる人気物件に生まれ変わらせた手腕とは?