広々とした敷地に家族4人で暮らす家を建てることにしたお施主さま。建物は敷地に対して少し小さめの2階建てを選んだ。建築家の戸川さんは、ゆとりある敷地と緑豊かな環境を存分に楽しめるようにと考えたという。連続する窓や吹き抜けで開放感を高めつつ、大きく張り出した屋根が庭や外部へ意識を誘う環境を整えた。
読書が好き。ミステリー小説とかで1頁1頁、1字1字、ドキドキしながらゆっくり読むのが好き。ポジティブになれる本が好き。でもあまり難しい本は読みません。 ジョギングが好き。でも気ままなので頻度は疎ら。 休日はバルコニーでBBQ。お酒?飲みますよ。 基本ポジティブ。 良いと思ったものは使い続ける、食べ続ける、眺め続ける。 良い出会いを大切にしています。
建築家の詳細
台所から居間を見る。手前左は和室。食事をするエリアや和室は、開放的な居間とは対照的に、籠り感のあるしつらえとした。居間の連続した窓のおかげで奥まったところにいても庭でお子さまが遊ぶ様子が見守れる。空も見え、贅沢な環境を享受できる
1階居間は、2階までの吹き抜け空間。階段の棚板は外部を感じる素材感に合わせてグレーに。最奥は玄関。右側に設けた靴棚が明け透けに見えないよう、手前に縦格子を入れた。画像右の壁面の裏は和室や台所がある。玄関は居間側から台所側まで続く土間とした
1階玄関。家を縦2つに分け片側のラインを台所と和室、もう片方を居間としているが、玄関は2つのライン間に仕切りがなくどちらにもアクセスしやすい。広々とした土間はベビーカーなどを収納するのにも便利。玄関の左のスイッチなど小さなディテールにこだわる点も戸川さんの魅力
1階和室から全体を見る。和室はおむつ替えなど子育て中にあるとよい空間として提案、計画。台所は使い勝手も考えモルタルに、食事をするエリアには落ち着きのある木の床とした。玄関や庭から奥まって位置しており、籠り感はあるが大きな窓が目に入るため圧迫感なく、光も届く
2階ホール。2階の窓はサッシの上部を天井に埋め込むように、ガラスと天井をダイレクトに繋げた。さらに、天井、リブ幅のプレート、軒を段階的に上げながら重ねることで視線が意識しなくても外へ外へと伸びるように計画した
景色を楽しむ場所をできるだけ多く、との意図もあり計画したホール。目線の高さで緑が広がり、まるで外にいるような居心地が得られる。将来2階が子ども部屋になった際には勉強スペースとして使用できるよう、カウンターなどをあらかじめ備えた
浴室は「一番視線を気にせず楽しめるところに」と戸川さんが言うように、2階の一番奥に配置した。目の前は隣家の山のような傾斜がついた緑地であり、視線を気にする必要がない。借景が見事で、窓を開ければ露天風呂のよう
撮影:橘 薫
読書が好き。ミステリー小説とかで1頁1頁、1字1字、ドキドキしながらゆっくり読むのが好き。ポジティブになれる本が好き。でもあまり難しい本は読みません。 ジョギングが好き。でも気ままなので頻度は疎ら。 休日はバルコニーでBBQ。お酒?飲みますよ。 基本ポジティブ。 良いと思ったものは使い続ける、食べ続ける、眺め続ける。 良い出会いを大切にしています。
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