相談できる「建築家」が見つかる。建てたい「家のイメージ」が見つかる。建築家ポータルサイト『KLASIC』
カテゴリーから実例記事を読む
予算から実例記事を読む
メニューを閉じる
カテゴリーから建築実例写真を見る
対応エリアから事務所を探す
カテゴリーから探す
建築費用の予算から探す
要望に会う建築家を紹介してもらう(無料)
人生には、いくつかターニングポイントとなる出会いがある。Kさんにとってのそれは、先輩であるSさんの家へ行き、その家に魅了されたことだろう。この家を手掛けたのは、シンプルな外観からは想像もつかないほど、豊かな空間を作りだす「ha」の保坂さん。S邸を訪れる前にKさんは、自分も保坂さんに家づくりを依頼するとは思っていなかったに違いない。それだけ、保坂さんがつくる家は、人を虜にする。
建築家の詳細
まるで白い箱のようなK邸。木造でありながらも重厚感を出すために2重壁に。壁は地上ぎりぎりで上部の笠木も極力薄く。窓のサッシも枠が出ないよう特注したという。
隣家と接する部分には、窓も設けず「外に閉じる」。そのぶん8つの光庭で、光を採り込んだ。
駐車スペースとエントランス上部にも光庭を。アプローチを長くとることでプライバシーに配慮するとともに、ワクワク感も演出。
玄関ホールからLDKまで続くカウンター収納は、壁と塗装を合わせ一体化。大容量のSICもあり、生活感のあるものは出さない。
開放的で驚くほど明るいLDK。1階部分、2階吹き抜け、2.5階の吹き抜けと複雑な空間構成。様々な開口から光が降り注ぐ、豊かな空間に仕上がった。
ハイサイドの窓からの光も白壁に反射し、LDKを照らすとともに、子供部屋の室内窓へ光のおすそ分けだ。
キッチン上部の子供部屋にも室内窓を設け、トップライトからの光を与えている。
キッチンも外観同様の白い箱に。極力出っ張りなどをなくした特注品。生活感のあるものは、冷蔵庫も含め全て背面のパントリーの中へ。
中庭に面した洗面台は、宙に浮くようなデザインに。こだわり水栓をもつダブルボウルで、気持ちよく朝を迎えることができるだろう。
洗面台の奥にあるバスルームは、ガラス戸とすることで中庭とゆるやかに繋がる。バスタブを埋め込むことで、お風呂に入りながら中庭の景色も楽しむことができる。
夜になると、間接照明が白壁を柔らかく照らし、幻想的な雰囲気に。
撮影:アダボス 足立
一階間取り図
2階間取り図
屋上間取り図