都心からおよそ40分。東武東京スカイツリーライン「蒲生(がもう)」駅から徒歩5分ほどの、約2,900㎡の土地に誕生したのは、「蒲生シュミグラシ WA nest(ワ・ネスト)」と名付けられた斬新な賃貸集合住宅です。趣味や仕事と暮らしが一体化した20の住戸に、地域に開かれたコミュニティスペースが併設された、「現代の長屋」。その魅力を、現地で探りました。
WA nestの魅力は、設計や環境の良さだけではない。オーナーさんが願った「地域の役に立つ」という側面も、年々充実しつつある。「特殊な建物なので、入居希望者には必ずオーナーさんが事前に会い、『ここはプライバシー重視のマンショじゃない。すべてお互い様の、開かれた長屋だ』と説明しています。おかげで、たとえば誰かが掃除を始めると、手の空いている人が手伝い始めて、みんなで暮らしやすさを保つような人間関係が自然と生まれました。WAnestに訪れた人に居住者が自然にあいさつをするので、人も施設も徐々に地域に溶け込んでいると思います」と恩田さん。