橋は、どこかとどこかを繋いでいく役割があり、それは人やモノや、希望、夢など、目に見えるものや見えないものにも繋がります。
「より美しく」 「より自分らしく」 「次の人生のステージに合わせて」新しい自分になることを期待して訪れる美容院。「go s go.b」では、そんな「新しい自分」への架け橋となり、未来への期待を実現する場を「鏡」を使用して表現しました。
天井ルーバーの大きなb(橋)がお出迎えし、橋と共に、今の自分自身が正面の鏡に映し出され、未来の自分へ、いざなわれていきます。鏡のあっちの世界に橋のたもとは降り立っていて、自分もそこを目指していくのです。壁の一番高い部分に、室内ぐるりと張り巡らされた鏡は、世界に広がりをもたらせてくれると同時に、常に自分が変貌を遂げた先の世界を想像させてくれます。小さなb(橋)である足元の家具も柔らかな曲線が多用され、連続感や、一体感、柔らかさを感じさせてくれます。この小さなbたちも、空間内から表の通りへの架け橋となる役割を持っています。また、すべてのセット台は可動式で天井から電源を確保することにより、季節やお客様の状況などに合わせて軽やかに位置変更をすることができます。