渡辺明設計事務所は1980年の設立以来常に質の高い, 心地よい生活の場を創造することを目指しています。まず第一に私たちが大事にしていることはお客様との対話と綿密な調査にあります。建築は単体で成り立つものではないと考え、それを取り巻く環境や要望を十分に理解しそれらと建築との関係性を構築することから始まるものだと考えます。そしてその土地や生活にあった、そこにしかない融合された間を創り上げていくことをもっとうにしております。
そして生活を包みこむ器としての建築には素材への繊細な気遣いが不可欠であり私たちは職人との共同による’手業’の世界をを大切にしています。新たな技術でつくられた建築を私たちの社会が積み上げてきた文化・歴史とつなぎ合わせる‘モダン&クラシック’の考えで新たな建築の基準を追い求めたいと思っています。
東京都目黒区 / 集合住宅
オーナー邸付きの賃貸集合住宅は珍しいものではない。だが、この住宅のオーナーは設計者である渡辺 仁さん。つまりオーナー邸は“建築家の自邸”なのである。渡辺さんは自分たちと入居者双方のプライバシーを確保し、快適さとデザイン性を両立。完成した住空間には、建築のスペシャリストならではの発想が満載だ。
東京都世田谷区 / W邸
祖父母の家、両親の家、自分たちが住む家と代々の家が集まって建っている場所。傷(いた)んだ自分たちの家を建て直すことになったご夫婦が設計を頼んだのは、甥にあたる建築家の渡辺仁さんでした。
/ W邸
玄関から階段を降りると、そこは白い壁の明るい音楽室でした。壁には絵が飾られ、グランドピアノの向こうには窓いっぱいに庭の緑が広がっています。自然と音楽が生まれてきそうな、気持ちのよい音楽室は、この家の中心的な存在になっていました。
鹿児島県霧島市 / F邸
鹿児島・霧島連峰を背に立つ十字形の家。フラワーショップを営むオーナーさまが別荘として使う、この家には大好きなアーティストの作品がふんだんに使われています。「アーティストの作品を活かして是非やってみたいことがある」。別荘づくりは、そんなオーナーさまから建築家の渡辺仁さんへの話から始まりました。
愛知県名古屋市 / F邸
「既存のテラスを改築し、お気に入りの家具や建具を活かした空間をつくりたい」。フラワーギャラリーの女性オーナーの依頼を受けた建築家の渡辺 仁さんは、アンティークが映えるデザイン性の高いテラスハウスを設計。空、緑、風を満喫できる”半戸外”の空間は、おもてなしにも大活躍。こんな場所が自宅に欲しい!