建築は「実存」するものです。
様々な事情・状況・制約を乗り越え実現させていくには、タフさと、粘り強さが必要です。ものづくりは困難と克服の繰り返しでもあるからです。
私たちはプロセスを大切にしています。それと同時に結果である「建築」で結果を評価されることも事実です。だからこそ、目に見える形態・色彩・テクスチャーを美しく仕上げることが成果です。厳しく仕事をしていきたいと思っています。
建築は長くそこにあります。簡単に建て替えることなんてできません。ライフスタイルも変わります。そんな中で、建物を長く使っていただくためには、メンテナンスの相談から模様替えの相談とかかわっていきたいと思っています。建物がそこにある間は、やはり責任があるのが私達です。
/ T邸
存在感のある大梁や整然と並んだ垂木…。まるでリゾート地の別荘に遊びに来たようなリラックスできる空間が実現。スタディールームになるロフトや、2段ベッドで仕切られる子ども部屋など、楽しい仕掛けが満載ながら、大幅なコストダウンを実現したその手法とは?
/ N邸
まずはスタイリッシュであること。そして大切な車を守るためのビルトインガレージと、将来親と同居する可能性を考え、十分な居住スペースも確保したかったN夫妻。約26坪の狭小地で施主の理想とこだわりを実現するため、清水さんが提案した意外なアイデアとは?
/ S邸
2世帯・4世代・8名が住む家の一番の課題は、両親が住む1階にどれだけ太陽光を落とせるかだった。また、床面積が一般的な住宅より広いため、このままでは厳しい建築条件が課せられることに。両世帯ともに明るく、暮らしやすい空間を作るために、建築家の清水義文さんが考えた秘策とは。