設計において大切にしていること
1. 庭(外部)と室内(内部)のつながり
庭と室内につながりをもたせ、風や光、緑などの自然を日々の暮らしの中で身近に感じられる住まいが理想だと考えています。その上で住まいと庭は等価に扱い、それぞれを丁寧に、一体として計画することを大切にしています。
2. 人と人とのつながり
住まい手、敷地環境において人と人とのつながり方、距離感は様々です。設計を通して、家族、周辺との適切な距離を見つけ、つながりをもたせることで、心、暮らしが拡がりをもてる家をつくりたいと考えています。
3. 素材
素材は無垢板・塗壁・石など、自然なもをできるだけ使用します。家は住まい手を包み込む衣服のような存在と考えるからです。肌触りがよく、時間と共に味わい、美しさを増す素材を使うことで、住まい手を心地よく包み込む住まいをつくります。
4. 行為と心に寄り添う
日々の生活のなかで変化する感情(喜怒哀楽)、時間とともに変わる行為(生活)、それぞれの受け皿となり、また寄り添えるような住まいを目指しています。
5. 堅固な骨格
雨や風、自然災害から身を守る、これは建築の本来の役割です。堅固で力強い骨格により住まい手、使い手を守り、安心感、信頼感を与えられる建築をつくりたいと考えています。
1982 | 島根県出雲市生まれ |
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2006 | 金沢工業大学大学院修了 |
2007 | プラネットワークス |
2009 | 第一工房 |
2013 | 工務店 |
2019 | 岡真志建築設計事務所設立 |