私たちは、仲良し・調和という意味のハーモニアス(HARMO・NIUS)なライフスタイルを目指して住宅・店舗・インテリアをクリエイトする沖縄の一級建築デザイン事務所です。沖縄で快適に暮らすためにデザイン性と環境性能を両立させながら、コストパフォーマンスに優れた住まいをご提供いたします。
私が17年前に沖縄に初めて来た時に見た備瀬のフクギ並木の集落の風景。 深い緑とひなびた石垣、木と素焼きの赤瓦が重なり合いながら路地を曲がる度に新しい風景を見せてくれる。そしてその先にある海の輝き。 フクギと石垣に守られながら屋敷内に建つ赤瓦をのせた開放的な家づくりは光と風を取り込み、災害から集落を守り、かつ美しさを引き立てるような絶妙なバランスで構成されています。 この周囲の環境(光・風・水・風土・くらし)と響き合う調和のとれた風景こそハルモデザインの企業理念になっています。 建材や技術が大幅に進歩した現代にあって先人の知恵を活かしながら無駄なエネルギーを使わず自然と共に心地よく暮らせる家。 ”現代のうちなー家”を創りたいという想いから設計のみならず施工も手掛けることで、お客様の理想の家を責任をもって引渡しまで一貫して携わる事の出来るアーキテクト(建築家)+ビルダー(工務店)というスタイルで運営させて頂いております。 うちなーのゆったりした時と移り行く季節を感じながら、ご家族が楽しく心地よく暮らせる家づくりに取り組んで参ります。
2017年2月15日 | 設立 |
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沖縄県 / グランブルーテラス
沖縄県では珍しいという木造住宅を数多く手がける建築家の岸田さん。優れた性能を確保することはもちろん、デザイン性の高さも岸田さんがつくる住宅の魅力のひとつだ。気候や風土、地域と調和し、住まう人が愛着を持てる家はどのようにつくられるのか。作品のひとつ「グランブルーテラス」を例にとり紹介する。
沖縄県・豊見城市に事務所を構えるHARMO design(ハルモデザイン)。今回紹介するのは、その代表である岸田匡史さんが建てた自邸である。里山の饒波(のは)の杜(もり)の厳かな佇まいにインスピレーションを得て、家づくりを始めた岸田さん。集落に溶け込む建物と最新の設備を両立した、こだわりの家づくりについてお話を伺った。