同じ建築学科の友人だったOさんのために田中朋久さんが手がけたのが、高崎市の郊外に佇む2階建ての「ぐんまの家」。貴重な屋敷林に隣り合う土地に完成したのは、外の自然を上手く切り取りつつ、周囲の環境に溶け込む住まいでした。家の中と外を連続して回れるように動線を引いた造りは、まさに「回遊する家」。家族が楽しく過ごせるための工夫が随所に凝らされた、田中さんの家づくりに迫ります。
私は小さい頃、アメリカで7年間生活をしました。世界を見ることで世の中には多種多様な考え方があることを知り、また異文化に触れることで、日本により愛着を持つようになりました。日本の街並みや建物は清潔で機能的ですが、環境形成の行為にはもっと関わる人々の独自性や主体性が介在すべきだと思っております。居心地の良い良質な空間を作ること、そして愛着を持って長く使っていただくこと、それがより良い環境を持続させていくことに繋がっていくと考えております。そのような建築を一つでも多く作ることができれば幸せです。
建築家の詳細
私は小さい頃、アメリカで7年間生活をしました。世界を見ることで世の中には多種多様な考え方があることを知り、また異文化に触れることで、日本により愛着を持つようになりました。日本の街並みや建物は清潔で機能的ですが、環境形成の行為にはもっと関わる人々の独自性や主体性が介在すべきだと思っております。居心地の良い良質な空間を作ること、そして愛着を持って長く使っていただくこと、それがより良い環境を持続させていくことに繋がっていくと考えております。そのような建築を一つでも多く作ることができれば幸せです。
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