東京都品川区中延の、下町情緒が残る住宅地に建つ作品をご紹介しよう。敷地は16坪、建坪はわずか9坪という木造3階建ての狭小住宅だ。屋内に足を踏み入れると、その内部は驚くほど明るく、風が通り抜け、自然を感じられる。そして、数値以上の広さを感じられるのだ。この作品に込められた工夫の数々をご紹介しよう。
湘南の江の島近くで育ちました。広い海と大きな青空、明るい陽射し、心地よい風、のんびりした環境で育ったせいか都心で暮らしていても、青空や白い雲、陽の光、風に吹かれること、緑や花、ちょっとした自然を見つけ、日々楽しみながら暮らしています。 新築、リノベーションどんなことでもお気軽にご相談ください。
建築家の詳細
3階のリビング。コの字型の中央部にあるテラスを挟み、その奥のキッチンまで見通すことができる。高い天井の効果もあり、実際の広さ以上の開放感を感じられる。各窓は、視線が気にならないように配置されていることにも注目いただきたい
写真 上田宏
リビングに設けられた大きな窓とハイサイドライトにより、室内は驚くほど明るい。テラスに面する位置には大きな窓があり、自然の風を呼び込むことができる
階段から見たリビング。3階の天井はすべて限界まで高くとっている。そのため、実際の数値以上に広さを感じる。屋根の勾配に合わせた天井の傾きが、空間に心地よい変化を与えている。壁には厚みのある和紙(ロクタ紙)、床にはメープルの無垢フローリングを採用
湘南の江の島近くで育ちました。広い海と大きな青空、明るい陽射し、心地よい風、のんびりした環境で育ったせいか都心で暮らしていても、青空や白い雲、陽の光、風に吹かれること、緑や花、ちょっとした自然を見つけ、日々楽しみながら暮らしています。 新築、リノベーションどんなことでもお気軽にご相談ください。
建築家の詳細