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高知と徳島の県境にまたがる高知県の最高峰・三嶺。標高1894mのその頂へと連なった峰々を仰ぎ見る山間の集落の一角に「大栃の家」は立つ。地域の環境とも馴染むように佇むこの家の設計を手掛けたのは、水野淳一建築設計事務所の水野良太さんだ。
建築家の詳細
大栃の家を南側から眺める。右方向に山が迫り、ダム湖へ向かって左下がりに傾斜した土地に建っている。外壁はガルバリウムの立平葺き。玄関上の杉板張りの内側は納戸で、天窓から射し込んだ光が玄関ホールまで届く
東側の山側からの眺め。山の手前にダム湖があり、湖からやや高い場所に位置するため、毎年夏に開催される祭で打ち上げられる花火も2階から眺められる
地域と緩やかに繋がるよう、石垣は900mmほどの高さに抑えている。土地から出た石や地元の砂岩などを使用
玄関からホールを臨む。家北側のガレージからも出入りできるよう、バリアフリーの勝手口が設けられている
東側の棟に位置するお姉様の居住スペース。屋根の傾斜を活かした表し天井が、ダイニングと和室をつなぐ
東棟の和室からダイニングを眺める。扉の向こうが玄関ホールに繋がっている
DKから2階を見上げて。キッチンの上階にある7.5畳の和室に開口部を設け、空間的に一体となっている
キッチン側からDKを臨む。窓の外には、空の青さと山の緑を借景とした庭が眺められる
2階和室から1階DKを眺める。大栃の家に使われている木材はほとんどが高知県産で、「こうちの木の住まいづくり助成事業」の助成金を利用して建てられている
撮影:西森秀一(NISHIMORI SHUICHI)