注文住宅は、施主の理想を実現するためのものである。建築家にとっては、それにどう向き合い、応えるかが腕の見せ所。「アメリカ西海岸風の家」というテーマに対し、建築家の幸田真一さんは、どのようなアプローチをしたのだろうか。
この建築家に1階 リビング/光が降り注ぐリビング。正面の作り付けの棚は、あえて天井まで作らずハイサイドの窓を設けることで圧迫感を軽減するとともにアイキャッチの役割も
1階 キッチン/回遊できるアイランド型キッチンの周囲には、パントリーと畳の小上がりスペース。小上がりはブラインドを下ろすと客間に早変わり
1階 階段~中2階 スタディスペース/スキップフロアの先の中2階は、キッチンからも目が届くスタディスペース。その下が床下収納となっている。鉄骨階段下には愛犬のゲージを置く
2階 ホール/2階のホールでは、レインボーカラーの雲梯がお出迎え。本棚もあり、遊びのスペースとなっている。階段を登った先には収納庫として使えるロフトも