建築をつくるという行為は、敷地を取り巻く環境やクライアントの意向など、 様々な要因から形成されています。
それらを丁寧に読み解き、耳を傾け、 その都度オリジナルな空間に集約してい きます。
素材の持つ特性を活かし、 安心で居心地のよい建築を丁寧に作っていくこと で、 生活に潤いや豊かさが感じられると、 一人でも多くの方に共感していただ ければ幸甚です。
東京都豊島区 / G邸
共働きということで、休日に一気に洗濯などの家事をこなすというGさんご夫婦。そんな多忙なGさんが望んだのは、家事動線が良く、どこにいても2人の子どもたちの存在を感じられる家だった。随所に建築家・江藤さんのアイディアとセンスが光る、Gさん邸の家づくりを紹介しよう。
/ A邸
JR鎌倉駅から徒歩約15分。住宅と商店が立ち並ぶ市街地の、122㎡(約37坪)の旗竿状の敷地。これが、個人事務所を立ち上げた直後に江藤剛(えとう・ごう)さんが取り組んだ、初めての案件だった。施主様の多彩な要望や、敷地が抱える複雑な課題にじっくりと向き合い、丁寧に解決する江藤さんが作り上げた住まいは、中庭を活かした特徴的な家となった。