建築士だった祖父の影響を受け建築を志すようになり、学生時代、斎藤裕氏が設計する空間に心奪われ、毎日作品集を穴が開くぐらい眺め、建築に全力で恋をしていたというのが私の建築人生の始まりです。
その頃から、これほどまで人の心を魅了する空間を私も造ってみたい、そして誰かを感動させたいという想いが溢れ、早々に独立、設計事務所を立ち上げ、今に至ります。
細かい納まりを考えながら図面を描くことが本当に大好きで、仕事をしているというより毎日趣味に没頭しているという感じで、日々設計活動に励んでいます。
設計事務所は敷居が高いと思われがちですが、こだわりのある方大歓迎ですので、お気軽にご相談していただけたらと思います。
1979 | 兵庫県生まれ |
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2002 | 大阪工業大学建築学科 卒業 |
2007 | 一級建築士事務所 傳寶慶子建築研究所を設立 |
兵庫県尼崎市 / 割烹料理 おぎたに
6mの一枚板カウンター、天然の丸太を使用した天井など贅を尽くした空間が魅力的な割烹料理店。設計した建築家の傳寶さんは、特別感のある食事である割烹料理にふさわしい空間をつくるため、素材選びから施工まで一切手を抜かずにこだわり抜いたという。もちろん、コンパクトな空間の中、申し分ない機能性も整えた。
兵庫県西宮市 / 苦楽園の家
洋風な外観、建売住宅を彷彿とさせるインテリアの築15年の家を、リフォームすることに決めたお施主さま。素材感が楽しめる、格調ある家にしたいと考え建築家を探し始めた。依頼を受けた傳寶さんは、お望み通りの品格ある佇まいの家と、豊かな庭を実現。居心地も含め全てが上質な家ができた。
京都府京都市 / 京の2世帯住宅
長く暮らしていた家を2世帯住宅に建て替えることに決めたお施主さま。希望したのは、それぞれのエリアが完全に独立した、2階建ての家だった。建築家の傳寶さんは世帯ごとの希望を丁寧に叶えつつ、どちらも風や光に満ちた家を計画。家2つ分と大きな規模の建物でも街並みに馴染み、悠然と佇む家の秘密を探る。
兵庫県伊丹市 / 野間の家
古き良きものを感じとれる家をつくりたいとお考えだったお施主さま。建築家の傳寶さんは「素材のもつエネルギーを感じるような重厚感あふれる家」を実現するため、無垢の木や土塗り仕上げの外壁など素材にこだわったという。角地かつ変形敷地という敷地の条件を最大限に生かした空間構成で、暮らしやすい家ができた。