建築家の古川真治さんが設計した自邸は、屋外の開放感と室内のくつろぎを楽しめるリビングのようなウッドデッキが大きな特徴。変形敷地の個性を最大限に生かし、理想的な住環境をつくり出している点にも注目だ。
この建築家にウッドデッキはリビング・ダイニングとほぼ同じ広さ。しっかり屋根がかかっているため、ソファやハンモックも気兼ねなくセットできる。正真正銘の屋外なのに、リビングのようにくつろげる魅力的な空間。収納を兼ねたカウンターや水場は、庭仕事のときに何かと便利
盛り土をした庭は、ウッドデッキとの段差がほとんどない。庭をすぐそこに感じられ、気軽に行き来できる
ウッドデッキとつながる開放的なリビング。写真奥にダイニングがある。床はパインの無垢材、テレビ背後の壁はレンガ調タイル。お子さんたちに「本物に触れて暮らす環境を与えたい」と、自然素材を多用。レンガ調タイルはウッドデッキでも使い、同じ素材で室内外の一体感を高めた