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東京の下町の空気を残し、今若者にも人気のスポット「谷根千」。谷中、根津、千駄木、木造家屋とお寺が密集する、かつての寺町はいまや観光客で賑わう。そこに漂う昭和の空気を求め、週末になると多くの人が訪れる。そんな、日本の古きよき面影を残した街に、シックな黒壁とそこに木が浮き上がる特徴的なデザインの賃貸併用住宅が1棟ある。街の空気を壊すことなく、でも遠目にも目立つこのデザインには理由があった。
建築家の詳細
木のナチュラルさを引き立て黒子の役割を果たす外壁は、木との相性も抜群。ガルバリウムというコストを抑えた素材だが、サビにも強くメンテナンスが楽なのがメリット。黒色のおかげで、バルコニーがより立体的に浮きだして見える
山口さんが特にうまくいったと語る、1階のご両親の部屋の前の塀。終日観光客で賑わう街のため、外からの視線を防ぐことがひとつの課題に。板を二重構造にし、道路側と庭側で板の位置を少しずらすことで解決。隙間を残すことで開放感はあるが、板がずれているため外からは中が見えない。庭を残すことはご両親からの唯一のリクエストだった
同じフロアでも実際は半フロアずれているため、隣人という感覚を持たずに周りを気にせず生活できる。玄関をずらすことで共用部分も最小限に抑えることができた
隣室とバルコニの位置も互い違いでずれている。洗濯物を干していても顔を合わせることがない。バルコニーに木をつかうことで圧迫感を与えないようにした